Microsoft PowerPointを知らない人はいないかと思います。
いわゆるプレゼンテーションソフトと呼ばれるアプリケーションで、
ビジネスマンが提案資料などを作ったり
パソコンとプロジェクターを繋いでプレゼンしたりするやつです。
企業であれば当たり前のように使われていますね。
しかし、実は家庭用に安く安くとパソコンを買ってしまうと、
Office付きモデルと書かれていても
PowerPointが含まれていないことがあるんです。
日本向けの戦略の問題なのでどうこう言っても仕方がないのですが、
とりあえずそれでも使いたい要求は存在するわけです。
※1万半ばで単品購入できるし、Office 365を買えばいいのに、と言うのはここでは置いておきます
なので、無料でPowerPointを使う方法ご紹介しますと、、、
「PowerPointオンライン」を使うか、「アプリ版」を使うのが良いでしょう。
目次
前提条件
OneDriveアカウントが必要
どちらの方法も、前提条件として
OneDriveのアカウント(Microsoftアカウントと呼ぶ)が必要 です。
OneDriveとは、Microsoftが提供しているオンラインストレージのことで、
無料で15GB使うことができるサービスです。
オンラインストレージとは、写真やPowerPointデータの保存場所を
インターネット上のコンピューターにするもので、
自分のパソコンに保存するのと違って
紛失などのリスク対策になる流行のサービスです。
PowerPointを無料で使いたい場合は、
このサービスに加入する必要があります。
下記のリンクからお申し込みいただければ、
通常の15GBに加えて0.5GBのボーナスが付きますので、
アカウントをお持ちでない方はこちらからお申し込みください。
ファイルの保存場所はオンラインストレージが基本
今回ご紹介する無料のPowerPointを利用する方法では、
PowerPointを購入する場合と違って1点最大の違いがあります。
それは、基本的には保存場所をオンラインストレージ上にすることです。
と言っても難しいことはなく、
普段と同様の「保存」操作で保存先にOneDriveを指定するだけです。
「PowerPointオンライン」、「アプリ版」の違い
OneDriveのアカウントがあれば、
「PowerPointオンライン」「アプリ版」のどちらでも
PowerPointのデータを編集することが可能です。
この2つの違いを説明します。
PowerPointオンライン
PowerPointオンラインとは、Webブラウザーで動くサービスのことです。
※Webブラウザー:Google ChromeやFirefox、Internet Explorer
例えば、Gmailを使っている方は多いと思うのですが、
パソコンにGmailアプリをインストールしてはいないと思います。
ブラウザーを立ち上げ、Gmailにアクセスし、ログインすれば使えるでしょう。
このように、ブラウザーがあってログインすれば
すぐ使えるのが「PowerPointオンライン」の特徴です。
アプリ版
アプリ版と言うのは、iPhone/iPadやAndroid、
Windows 10上にインストールして使うタイプのものです。
Windows版には、有料製品版の「Office 2016」と、
「PowerPoint Mobile」などの無料版が存在します。
前者は購入の必要があり、
後者はインストールすれば無料で使えるタイプのものです。
それぞれのダウンロード用のリンクを載せておきます。
「オンライン版」との違いは、アプリをインストールする必要がある点です。
有料版PowerPointとの違い
タダが一番高く付く、ではないですが、
無料で提供するのには理由があります。
と言っても、「Officeを使うユーザーを増やし、
その一部に有料版を購入してもらいたい」というフリーミアム戦略と言えるものです。
相違点が多いので全てを挙げられないのですが、次のようなものがあります。
- 発表者ツールを使ってプレゼンテーションを行いながらノートを確認する
- 図形にカスタムカラーを追加する
- ワードアートを挿入および編集する
- 画像に影や反射のスタイルを追加する
- グラフ要素を追加および編集する
- 表のセルの塗りつぶし
PowerPointのデータを確認したい、ちょっとした修正を行いたい、
と言う程度には十分な機能を持っていますので、
無料版で困ってから有料版に切り替えても良いぐらいですね。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
- PowerPointを無料で使う方法がある
- 無料版にはオンライン版とアプリ版がある
- どちらもMicrosoftアカウントが必要
- オンライン版はブラウザーさえあれば使える
- iPhone/iPad、Android、Windows 10版はアプリのインストールが必要
- 無料版には機能制限がある
- ほとんどのユーザーは無料版で大丈夫
互換アプリなどを使ってレイアウトが崩れたりすることを考えるぐらいなら、
本家本元であるMicrosoftが提供しているサービス・アプリを使うのが
個人的には安心だと思っています。
なお、個人事業主や中小企業でも
ボリュームディスカウントなどの細かい制度がありますので、
有料版を購入される場合にはご相談いただけると
お得なプランをご呈示させていただけます。
ご相談には弊社の相談サービスをご利用ください。
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