あなたのところでは、
Google ウェブマスターツール を使っていますか?

Google ウェブマスターツールとは、
サイト内クロールの設定や検索エンジンの評価の状況の確認を
Web サイトの運営者なら無料で利用できるとても便利なツールです。

さて、この Google ウェブマスターツールですが、
8月から新しく「手動対策ビューア」と呼ばれる
新しい機能が追加されました。

Google の公式な情報はコチラからご覧ください。
http://goo.gl/Wr3UZB

本日は、この新機能について
Web サイト管理者が知っておいて欲しいポイントを、
簡単にまとめてみました。

<<本コンテンツの対象となる方>>

・SEO 対策などが気になる Web サイト管理者

<<手動対策とは>>

Google が行っている手動対策とは、
不正な SEO 対策(=ウェブスパム)を行っている Web サイトの順位を下げたり、
検索結果に表示されないようにする為に導入された対策の一つです。
※総じて「ペナルティ」と呼びます

もともと Google は不正な SEO 対策を極端に嫌っており、
これまでにも「ペンギン アップデート」や「パンダ アップデート」などの
アルゴリズム変更によって、自動的な対策を強化してきました。

しかし、このアルゴリズムもいたちごっこになっており、
新たに人間の目視による対策も強化されました。
この目視による対策が「手動対策」です。

手動対策を行っている Google の部署は「ウェブスパム チーム」と呼ばれます。

<<手動対策ビューアとは>>

Google からペナルティを受けてしまうと、
検索順位が下がる、検索結果に表示されなくなる、と言った
Web サイト運営者にとって困る自体が発生します。

自動であれ、手動であれ、関係ありません。

ほとんどの方はまじめに Web サイトを運用しているのですが、
突然ペナルティを受けても困ってしまうと思います。

そこで「手動対策ビューア」の登場です。

手動対策ビューアは、
「手動によるペナルティを受けたかどうか」と、
「受けた場合の原因と対処方法」を確認できます。

Google ウェブマスター ツールのサイドメニューの、
「検索トラフィック|手動による対策」から利用できます。

◎手動によるペナルティを受けていない場合

「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」と言う
メッセージが表示されてお終いです。

◎手動によるペナルティを受けていた場合

「サイト全体の一致」や「部分一致」といったメッセージが表示されます。

具体的な理由が表示されていますので、
原因となる違反をすべて修正し、
Google に「再審査をリクエスト」します。

審査が通れば、手動によるペナルティは解除されます。

<<まとめ>>

Google の検索結果の変更は、
とても大きなインパクトを良くも悪くも会社に与えますね。

あなたのところでも
検索順位等を計測することはとても重要だと思いますし、
突然検索順位が下がったらやはり気分は良くないですよね。

実際に起こってしまったら、原因を特定して一つずつ対策を取るしかありません。

弊社のコンサルティングサービスでは、
今回の様な内容を確認するお手伝いもさせていただいております。

基本的なチェックであれば無料ですので、お気軽にご相談ください。
※作業内容によって有償になる場合もあります