2014年の1月から一部のブラウザで実行されていた
Google の検索結果の表示変更ですが、
3月半ばぐらい?からどの環境でも新しいデザインが適用されてきたようです。
ウェブ制作会社でなくとも
SEO 対策などに影響してくるのもありますので、本日ご紹介いたします。
<<本コンテンツの対象となる方>>
・Google の検索結果がどのように変わったのかを知りたい方
・新しいデザインに対する SEO 対策について知りたい方
<<どのような変更が行われたか>>
先ずは検索結果がどのように変わったのかを画面で見てみてください。
↓
http://goo.gl/EwJWlV
ここで注意いただきたい変更点は次の2点です。
【1】ページタイトル文字の装飾
【2】広告の表示方法
先の画面を参考に、順に詳細を見ていきましょう。
【1】ページタイトル文字の装飾
タイトル文字が大きくなり(フォントサイズ:18px)、下線がなくなりました。
高解像度のディスプレイに対応する事がメインと思われますが、
空白も大きくなっています。
また、日本語の分かち書きのルールも追加されたようです。
【2】広告の表示方法
背景色(クリーム色)が透明(と言うか白)に変わり、
黄色地に白文字の「広告」ラベルアイコンが付きました。
<<SEO 対策で何を気を付ける必要があるのか>>
弊社では、上記の変更点が SEO 対策に及ぼす影響を次の様に考えています。
◎表示される文字数の減少
最も影響が大きいのがこれです。
これまで SEO 的にはタイトル文字は全角で 32 文字に収まるようにすべし、
と言うのが当たり前の様に語られてきましたが、
ピッタリと 32 文字で表現していると
文章が切られてしまう可能性が出てきました。
実際に区切るかどうかの判断は、
表示するブラウザのレンダリング状況(表示するピクセル数の幅)と
このあとの分かち書きのルールが関係してきます。
確実に表示されるのは全角で 27 文字程度、
と言うのが現時点での弊社の考えです。
◎分かち書きルールの追加によるタイトルの分断
分かち書きというのは、文章を区切るときに何を基準にするかです。
例えば、「 (半角スペース)」「、」「。」「!」「?」などの記号です。
つまり、タイトルが表示幅に対して長すぎる場合に
区切る対象の文字と言う事ですね。
この区切り文字が全くないタイトルを付けてしまうと、
本当に最悪のパターンではタイトルが「…」だけになってしまうと言う
中身のまったく分からないリンクが作られてしまいます。
ですので、長いタイトルを付けるときには
区切り文字を上手く織り交ぜるようにしましょう。
◎検索するユーザーに対して広告と表現の差をより気にすべき
これまで以上に、広告か通常のページかを気にするユーザーが減る、と言う事です。
広告は、お金を出して表示してもらうために
様々な試行錯誤をしています。
検索結果の上位の様に表示されるこの変更は、
当然の事ながら通常の検索ユーザーのアクセス数が減る事にも繋がります。
ですので、単に広告を出しましょうと短絡的に結びつけるのではなく、
そういった事実を踏まえてサイトのコンテンツ制作を気にしましょう。
<<まとめ>>
Google マップもリアルタイムの交通状況を表示できるようになったり
検索結果が赤丸アイコンで表示されるようになったりと、
どんどんブラッシュアップされていますね。
こういった変更に対し、
機械的に対応できる部分とできない部分がどうしても存在します。
ですので、アクセス数が突然減ったからと言ってあれこれ無闇に対応するのではなく、
そもそも何が変わって影響が発生したのかと言う根本原因に対応するようにしましょう。
WordPress を利用してウェブサイト制作を行う理由は、
弊社で開発などを行えるので機械的に対応できる部分も多いのが理由です。
新しくウェブサイト制作を検討される方は
是非この様なメリットがある事も検討材料に入れていただけると嬉しいですね。
その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!