あなたにとって、Windows 7のサポート終了は影響があるのか？ | 株式会社ドリームハイブ：時短をコンセプトにしたITコンサルティング

2015/1/13にWindows 7のサポートが終了しました。

○ご存じですか? いまお使いの Windows のサポート終了期限
→ http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/eos/consumer/default.aspx

一部では「大変だ！危険だ！買い換えるべき！」的な
情報発信もあるようなのですが、

実のところ今回の影響は
一般ユーザーにはそれほど大きなものとはならないでしょう。

弊社の会員さんからも質問がありましたので、
今回のサポート終了の注意点などをまとめてみます。

本日のコンテンツは次の通り。

ここぞとばかりに、新パソコンを売り込んでみるのもありかも(笑)

Microsoft 製品におけるサポートは、大きく分けて次の２つに分かれます。

○メインストリームサポート期間
○延長サポート期間

参考：マイクロソフトサポートライフサイクルポリシーに関する FAQ、一般的
な質問の６が参考になります
http://support.microsoft.com/gp/lifepolicy/ja

今回終了したのは「メインストリームサポート」で、
有償で「延長サポート」を受けることができます。

サポートについてざっくりと次にまとめました。

これまで上記のサポートは無償で提供されていたのですが、
有償であれば、引き続きこれまでとほぼ同様のサポートを
2020/1/14まで受けることが可能です。

先日の Windows XP のサポート終了とは
「延長サポート」の終了であり、

今回の「メインストリームサポート」の終了とは
重要度がまったく違います。

ひとことで言えばセキュリティリスクが高まります。

一般的なパソコンユーザーにとって
具体的に問題となるのは次の様な点でしょう。

よく、

「インターネットセキュリティソフトや
ウイルス対策ソフトを入れれば大丈夫なのでは？」

と質問されるのですが、
OS そのものに起因する問題には対応しきれませんし、

いつまでサポートが有効かを明示しているところは少ないと言えます。

法人ユーザーでかつ絶対にWindows XPの環境である必要があれば
「有償サポート」への加入が一つの検討対象となるでしょう。

一般ユーザーについては弊社は次のように案内しています。

まず、量販店向けの製品の動作保証は通常はメーカーが行いますし、
Microsoft製品のサポート情報は今後もフォーラムなどを利用できます。
※サポート終了後1年間が公開の保証期間ですが、実際はもっと長く公開されている

また、Windows 7の脆弱性については引き続き5年間
セキュリティパッチを提供するとMicrosoftが宣言しています。

繰り返しますが、Windows XPは脆弱性に対して
まったくサポートされないのでかなり危険です。

ですので、今後の方針としては、
Windows 7では動かないソフトを利用することになった場合や
Microsoftがセキュリティパッチの提供を終了した場合に、
その移行期間中に新しいOSに変更するのが良いと考えられます。

基本的に業務に必要なソフトウェアが動作するのであれば、
私個人としては新しいOSに切り替えるべきだと考えています。

使い慣れた環境が・・という意見も最もですが、
使っていればすぐ慣れます。
※新しい車の方が乗りやすいのと一緒かな、と思います

また、新しくパソコンを購入されるのであれば、
今秋発売と思われるWindows 10も良いかも知れませんね。

Windows 8.1の軽快さに大幅な機能アップが予定され、
Windows 7ユーザーにもなじみの多い操作環境ですので。

確かに、Windows VistaやWindows 8のときなどのように、
技術的には素晴らしくても
受け入れられない製品があるのも確かですから、
そんな時は弊社のITコンサルタントに感想を聞いてみてください。

その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。

※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ！