とうおるるるる、るるるるるる、るるるるる、るるるん
#ドッピオ風
キャリアによっても変わりますが、
電話の呼び出し音というのは誰が聞いてもわかりますね。
さて、今日のネタは呼び出し音ではなく、
携帯番号についてです。
携帯番号といえば080や090が有名ですが、
PHSの070もMNPも可能になるなど携帯番号になったことから、
だんだんと多様化してきていますね。
※番号については総務省の「電気通信番号指定状況」が参考になります
→ http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/number_shitei.html
このように色々ある携帯番号ですが、
格安スマホでも使えるのか? という相談を受けました。
結論からいうと、、、
結論からいえば、購入するSIMカードに依存 します。
目次
電話をかけるための条件
ここでいったん
スマートフォンが携帯番号を持つという構成とはどういうことか、
について確認しましょう。
ポイントは2つあります。
通話のための機能
1つめは、
スマートフォンを電話として使用するためには、
通話のための機能(主にハードウェア)を持つ 必要があります(ざっくり)。
だから、通話のための機能が付いていれば、
パソコンでも(私は存在を知りませんが)
タブレットでも(一部機種が存在します)
通話することが可能です。
SIMカード
2つめは、SIMカードと呼ばれるカードが必要です。
※SIM:Subscriber Identity Module
SIMカードとは、
「電話番号を特定するための固有のID番号や携帯番号、
契約者情報を記録などが記録されたICカードのこと」
で、あらかじめキャリアと契約して貸与されます。
日本では、DOCOMOがFOMAカード、auがauICカード、
SoftBankがUSIMカードなどと呼び方が異なりますが、
すべてSIMカードのことです。
つまり、
通話機能を持ったデバイス(スマホやタブレットなど)に
SIMカードを挿せば電話をかけられる
ということです。
スマホで携帯番号を使うためには・・・
続いて、
元々の質問である080/090の電話番号を持てるのか、
についてです。
通話機能を持ったデバイス(スマホやタブレットなど)は、
あくまでもハードウェア的に電話をかけられるだけであり、
電話番号などの情報は持っていません 。
電話番号を管理しているのは
キャリア(DOCOMO、au、SoftBankなど)であり、
その契約情報と電話番号が保存されたのがSIMカードですので、
結論は 080/090の電話番号が保存されたSIMカードを挿せれば
電話番号を持ちたいという目的が達成 できます。
結局キャリアと契約する必要があるのか?
では、080/090の番号を持つには
キャリア(DOCOMO、au、SoftBankなど)と
契約するしかないでしょうか?
ここでポイントとなるのが MVNO業者の存在 です。
MVNOとは、キャリアなどから
無線通信インフラを借りてサービスを提供する事業者のこと で、
- インフラの設備投資がないことと、
- 不要なものを省いたサービスメニューがあること、
などから月々の料金が安価なものが多いです。
※MVNO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)
このMVNO事業者数は400弱(!)も存在するのですが、
「090音声通話」などをオプションとして提供している
事業者を選択すれば携帯番号を持つことができます。
※参考:移動系通信市場における 新規参入事業者の事業環境
→ http://www.soumu.go.jp/main_content/000220876.pdf
MVNO事業者を選択するときの注意点
注意いただきたいことが1点、
「音声通話」と「090音声通話」が別のサービスの可能性です。
実は、音声通話を行う方法として
上記までは携帯電話サービスを提供する
キャリアのインフラを使うことを前提にお話ししていたのですが、
「IP電話」 と呼ばれるサービスを
音声通話の機能として表記している事業者もあるのです。
IP電話とは、
インターネット回線(キャリアの提供する電話網とは違う)を用いて
「050」で始まる電話番号を割り当てたサービス です。
通常の電話網(キャリアの提供するものと考えてOK)と
相互接続されているので電話の機能的としては大差ないのですが、
インターネット回線の混み具合などで
遅延が発生するなどのデメリットがあります。
つまり、
「050」は機能的には変わらないものの「携帯番号」ではありません。
が、機能的に同じなので「音声通話」として
提供されている場合があるので、
080/090の「携帯番号」を持ちたいのであれば、
選択してはならないのです。
まとめ
話せればいいじゃん、と言う方に取っては050番号でも平気でしょうし、
最近はfacebookメッセンジャーやLINE電話などでも通話ができますから、
通話情報が記録されている危険性 を無視できる環境であれば
アプリの通話機能を利用するのも良いかと思います。
時代に合わせてリスクを考えながら
サービスを選択するのが大事ということですね。
自分でじっくり考えるのもオッケー。
でも、早く確実に結論に達したいのであれば、
ITの専門家にであるITコンサルタントに聞いてください。
ITコンサルティング サービス
→ https://old.dreamhive.co.jp/business/consulting
ITに関する疑問であれば、とりあえず質問してみてくださいね。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!