一昨日の土曜日、自宅の掃除機を買い換えました。
今の掃除機は結婚の時に買ったものなので、
かれこれ10年は使ったのかな。
で、今回は吉祥寺の大手家電量販店で買ったのですが、
これって仕事でパソコンの購入を考えている方に聞かれる
「最安」 と 「適価」 の違い
に通ずるものがあると思って、お伝えしたいと思います。
ミギー的に言えば
「「最小限これだけの」という
刃のサイズ・腕の太さというのがあるのだ」
的なこと考える必要があるんですよ。
じゃぁ 「最安」 と 「適価」 の違いは何かというと、、、
「最安」 と 「適価」 の違いを考えずに失敗する人は、
間違いなく表面の金額だけで判断しちゃってるってことです。
目次
販売価格の中身を考えてみる
商品の価格なんて極論すれば決まってないようなもんですから、
原価を割らずに利益をどれだけ乗せられるのかってところが
ポイントになるでしょう。
だからネット販売のみに特化している会社とかであれば、
売り場という固定費を払わないので商品の価格を抑えやすい!とか
そういう類のことです。
※実際には代わりにネットで売買できるようにするための
システムにお金を払ったりしていて、
固定費が存在しないわけではないのですけどね
それ以外に大事なのが、店舗内の人たちの質ですね。
質と言ってもいろいろありますが、
私が大事にしているのは
コミュニケーション力 、 商品の知識 です。
とくに、大手量販店では
店員以外に 応援販売員 という各メーカーからの
ヘルプが入ることが多いので、
製品の目星が付いているのであれば
その製品メーカーの応援販売員さんに話を聞くのが良いでしょう。
そのときは、他のメーカーさんの商品との比較を
きちんとできる商品知識を持った方が良いですね。
この総合的な質をサービス料として商品に転嫁して
「価格」 となるわけですね。
だから 適価 と言うのはサービス料を含んだ価格のことであり、
次の方程式となります。
価格=商品の原価+サービス料
なにを持って安いとするのか
で、何が言いたいかというと、
サービス料に乗っている分というのは
知識差を埋めるための費用 である認識です。
- サービス料は、
- あなたが商品を買うのに不十分な知識の状態から、
- 商品を購入できる状態にもってきてくれる教育費用
と考えても良いでしょう。
これが上手い店員さんほど
短い時間で商品知識・商品選択のための知識を提供してくれるのです。
これを対面で行うのが家電量販店と考えれば、
一つの教育機関とみても良いのでは?とか最近思っています(笑)
まぁこの話は横においておき、私の掃除機の購入の話に戻しましょう。
実は、私は白物家電を買うのが得意ではありません(マジで)
パソコンなどに比べて技術の進歩は遅いのかも知れませんが、
それ以上に私が知識を得る期間が開くので、
その知識差が最新情報に届かないのです。
ですが、
- 基本となる技術に着いての知識は持っている
- 求めているゴールは明確
なので、店員さんから的確なアドバイスを引き出すことができます。
そして、店内をふらつきつつ
十分な製品知識を持っている方の目星を付け(今回は応援販売員)、
購入に必要な最終的な確認をします。
※事前にネットなどでもチェックします
基本的に価格差が大きくない
(最安値より10%程度の差ならばポイント分で許容する)のであれば
その場で確定しますが、
今回はネットの最安値の1.5倍ほどの差があったので、
少しは下げられないかと聞いてみました。
※こういうことを言うと、
値段を下げてもらう交渉なんかできない!って仰る方もいますが、
安いというだけの理由で他店で買われる方が
よっぽどその店舗にとってマイナスな事実を認識しましょう
このとき大事なのが、
単純に最安値を交渉材料に選んではならない 、です。
理由は次の2点。
- 最安値にするために削られたサービスを使うかどうか
- 大手量販店にとっての対抗店かどうか
前者は後述します。
後者は大手量販店にとって戦うメリットがない、
つまりわざわざ価格を下げて売る必要ではないという店舗だった場合、
交渉の余地なく店員さんは離れます。
私の場合、店舗展開などが似通った会社を選び、
- 最安値に合わせる必要はないこと
- 交渉可能な範囲を教えてくれればよいこと
を伝えたところ、
結果としては、ポイント分を加味すれば最安値と同価にしていただけました。
ちなみにポイント分を無くして安くする交渉方法もありますが、
私はあまり賛成じゃないです。
お店にとっては次の来店の仕組み作りのために
ポイントを提供しているのですから(厳密な客単価は向上する)、
それを無理に無くす行為はどうかという好みの理由です。
アフターサービスも考えようね
先の最安値にするために削られたサービスについて、
私がもっとも大手量販店に期待しているのは、
アフターサービス です。
ネット上の最安値を提示しているお店のほとんどは、メーカー保証のみです。
つまり、何かあったら直接メーカーに聞いてね、という感じで
初期不良でも交換にめちゃくちゃ時間がかかったりすることが多いのです。
ですので、自分の知識がない商品や
ビジネスで使うロスタイムをできる限り少なくしたいものについては、
その分の費用を乗せたアフターサービスが
きちんとしているところで購入するのが
”適価” であり ”安心” なのです。
まとめ
製品に対して問題があったときに対処できる知識が十分にあれば、
安さだけで選ぶのも選択肢の一つですね。
が、それ以外のサービス料の考え方を知っておくことは、
仕事を円滑にすすめるための大事な知恵に結びつきます。
どちらも理解した上で使いこなすのが
あなたにとってお得になるってやつです。
使いこなすといっても
- パソコンとか周辺機器とかの購入は面倒だなー、とか
- 自分で決めた機種で良いかなー、とか
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※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!