7/29から提供が開始された
Windows 10の無料アップグレードは、
弊社(とくに山本が)でも
おすすめしているアップグレードです。
Windows 7 SP1もしくは
Windows 8.1 Update済みの
PCやタブレットなら、
インターネットに接続して
Windows Updateを有効にしておけば
アップグレードされます。
しかし、前回もお伝えしたとおり、
アップグレードウィザードが
若干わかりづらいこともあって、
想定外にアップグレードされてしまった方もいるようです。
そこで、操作ミスや
お試しでWindows 10をインストールした方のうち、
問題が出たことを理由にしばらくは前の環境に戻したい!
という方へ向けの情報として
以前の環境へのロールバック方法についてお伝えします。
具体的には、、、
Windows 10の回復オプションを利用することです。
回復オプションの使い方
回復オプションの使い方は次の手順です。
- 画面右端から左にスワイプして「アクションセンター」を表示させます
- 「すべての設定」を選択します
- 「設定」画面から、「更新とセキュリティ」、「回復」を選択します
- 「Windows 8.1に戻す」を選択します
以上です。
この操作を行うと、
個人用ファイルは保持されますが、
アップグレード後にインストールしたアプリやドライバーと、
設定に加えた変更はすべて削除されます。
条件
回復オプションを使うためには、
いくつかの条件を満たしている必要があります。
回復オプションを使う可能性がある環境の方は、
あらかじめ下記の4点を確認しておくと良いでしょう。
- アップグレード後、windows.old フォルダーと $windows.~bt フォルダーの内容がすべて保持されていること。
- アップグレード後、ユーザー アカウントを追加、削除、移動していないこと。
- Windows 7 または Windows 8.1 へのサインインにパスワードを使っていた場合は、そのパスワードを知っていること。
- Windows 10 へのアップグレードに USB ドライブを使った場合は、その USB ドライブがあること。
注意点
今回ご紹介した機能は、
”回復”と言う名前からわかるとおり、
アップグレードした環境でしか使えません。
アップグレード後、1ヶ月間のみ利用できる機能です。
また、回復するためには
前のバージョンのデータを本体に保存しておく必要があるため、
この機能を有効にしている間はそのデータ分のディスク容量を消費します。
まとめ
いくつかの条件はあるものの、
一般的なユーザーであれば厳しい条件ではないと思います。
私の個人的な感想としても、
Windows 10はWindows 8.1よりも
動作が安定して速くなっているのを体感できていますので、
元に戻す方法を知った上で
お試ししてみるのは良いのではないでしょうか?
それでも心配なことがあるならば、
弊社の無料相談でも使ってみてください。
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ITに関する疑問であれば、とりあえず質問してみてくださいね。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!