とりあえずこの動画を見てみてください。
※音は出ませんちょっとカクカクした感じはあると思いますが、動画ですね。
これは画像フォーマットの1つである
GIF フォーマットを使った疑似動画なんです。
古くからある画像フォーマットなので
携帯を含む多くのブラウザーで表示可能であり、
ウェブサイトのアクセント画像などに使うと反応率があがります。
そこで本日は、
- GIF フォーマットとはなにか
- GIF 動画をウェブサイトで使うメリット
- YouTube 動画から GIF ファイルを簡単に作りだす方法
についてお話しさせていただきます。
目次
GIF フォーマットとはなにか
GIF(Graphics Interchange Format)は、
256色以下の画像を扱うことができる
可逆圧縮形式のファイルフォーマットです。
1987 年に生まれ、
1990 年から透過機能やアニメーション機能に対応するなどと歴史が古く、
表示や編集に対応しているソフトウェアが非常に多いものです。
参考:Wikipedia
http://goo.gl/kp4Pwj
特長
GIF フォーマットの持つ代表的な特長を次に挙げます。
- 古くからある
- 多くのブラウザーでサポートされている
- ブラウザーでプラグインが必要ない
- HTML の img タグや a タグで利用できる
- 背景を透過できる
- 2色モノクロから、フルカラー(16,777,216色)中 256 色までの色をサポート
- 1ファイルに複数の画像を含められる
- インターレス表示(ファイルのダウンロード状況に合わせて段階的に表示する)に対応
アニメーション機能とは、
複数の画像を1ファイルに含めることができる特徴を使って
画像を連続して表示させることで、
動画のように見せることを指しています。
パラパラアニメと考えていただくとわかりやすいでしょう。
制限・苦手なこと
GIF フォーマットを使う際の制限、苦手なことも挙げておきます。
- 音声ストリームを扱えない
- 最大同時表示色数は 256 色のため、写真などの自然画の表現は難しい
- 含まれる画像が増えるとデータが大きくなる(フレーム間圧縮の機能が無いため)
GIF 動画をウェブサイトで使うメリット
上記に挙げたような特徴を持つ GIF フォーマットですが、
ウェブサイトに使うと次のようなメリットがあります。
古くからあり多くのブラウザーでサポートされているので、
ユーザーにプラグインの設定などをしてもらわなくても見てもらえる
秒単位の動画であれば、
mp4 などの動画フォーマットよりもファイルサイズが小さい
簡単に利用できるツールがたくさんある
実際、次のようなアクセント画像があると思わず惹かれませんか?
○Cinemagraphs
http://goo.gl/fUU2G3
ここまで本格的に作らないにしても、
サービス紹介などに使えそうだと思っていただければ OK です。
YouTube 動画から GIF ファイルを簡単に作りだす方法
では作り方の一つで本日のテーマ、
『YouTube 動画から GIF ファイルを作り出す方法』についてです。
他にも作り方は色々あるのですが、今回ご紹介する方法はなんと
変換したい YouTube の URL に3文字足すだけ!
次の例の様に、youtube.com の前に「gif」を付けるだけです。
○変換したい YouTube 動画の URL
https://www.youtube.com/watch?v=CdJCVbRZAUA
↓
○変換のための URL
https://www.gifyoutube.com/watch?v=CdJCVbRZAUA
リンクを開いた後は変換を開始する時間と変換する範囲(1~10秒)を指定し、
完成した GIF データをダウンロードすれば終了です。
ブラウザーや混雑具合によって時間がかかる場合もありますが、
参考までに私の場合は Internet Explorer で作業を行い、
3分の動画を読み込ませるのに10秒かかりませんでした。
まとめ
このように、YouTube の動画があれば
簡単に GIF アニメーション動画を作り出せることを
知っていただたかと思います。
- ウェブサイトのトップで
- セールスページの途中で
などの商品を紹介するなどにも使えますし、
アクションボタン(購入や次へなどの行動を促すボタン)などの
アクセント画像に使うのもアリだと思います。
画像編集ソフトなどでも GIF ファイルは扱えるものが多いので、
どんどんウェブサイトで活用していきましょう。
利用方法などが分からなければ、弊社の IT コンサルタントにご相談ください。
その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!