とっても美味しそうな食事がそこに・・
ついブログや Twitter、Facebook で
おすすめしたくなるような一品です。
となりのテーブルに座っている方は
さっと iPhone を取り出して、
画面をちょんちょんっとタッチしてから写真を撮っています。
たまたま見えたその写真がきれいなこと!
そんな経験はないですか?
誰かの SNS 経由で見た写真がやけに魅力的、
ってこともあるでしょう。
実は、iPhone のカメラアプリで
ちょっとしたポイントを押さえると、
写真を見違えるようにきれいに撮ることが可能です。
そこで本日は、
- iPhone のカメラの性能について
- iPhone のカメラの便利な機能
- 使いこなしのポイント
についてお話しさせていただきます。
iPhone のカメラの性能について
わたしの iPhone は iPhone 5、iOS 7.1 です。
今回ご紹介する機能だけでなく、
どのようなカメラが iPhone に付いているのか、
その性能についてまとめてみました。
※iPhone の世代と iOS の組み合わせによって
細かい性能が違いますので、
適宜自分の iPhone のものに置き換えてください
フロント/リア共通
- ビデオ(動画)撮影機能は自動手ぶれ補正付き
- 最大10人までの顔を自動顔認識・露出調整をする機能
リアカメラ(iSight カメラ)
- 解像度:800万画素(2448×3264ピクセル)
- 5枚構成、f2.4 のレンズ
- 裏面照射CMOSセンサーを使用
フロントカメラ(インカメラ)
- 解像度:120万画素(1280×960ピクセル)
カメラのスペックだけ見れば
コンデジにまったく引けをとりません。
※コンデジ:コンシューマー向けのデジタルカメラのこと
実際はレンズの構成や撮影素子のサイズ、
処理するチップの性能などで画質は変わるので、
きちんとやればコンデジの方がきれいに撮れるとは思いますが、
その差を感じることは少ないでしょう。
カメラを構えるよりも撮っている感は少ないですし、
手軽に共有できるのが大きいですね。
iPhone のカメラの便利な機能
続いて iPhone のカメラで便利な機能についてご紹介します。
パノラマ撮影(リアカメラのみ)
iPhone のカメラを動かしながら撮影した画像を合成することで、
最大 240 度のパノラマ写真が撮影可能です。
HDR(High Dynamic Range imaging)(リアカメラのみ)
「白とび」と呼ばれる露出オーバーで明るいところが白くなってしまった写真と
「黒つぶれ」と呼ばれる露出不足で暗いところがつぶれてしまった写真を合成して、
肉眼で見た状態に近い画像を作成する技術が HDR です。
iPhone 単体で撮影から合成までが自動的にできます。
フラッシュ(リアカメラのみ)
白色 LED を利用した単色のフラッシュを搭載し、
自動・オン・オフが選択できます。
スクエア
正方形で撮影する機能です。インスタグラムなどへの投稿に便利です。
グリッド
縦横に3分割したグリッド線を表示する機能で、三分割法に利用できます。
ピンチイン・ピンチアウト
ピンチイン・ピンチアウト操作によって、ズーム機能を利用できます。
露出(明暗)補正・ピント合わせ
画面をシングルタップすることで、
タップ位置のピント合わせと露出(明るさ)補正位置を指定できます。
AE/AFロック
画面を長押しタップすること(枠が二回動く)で、
ピント合わせと露出補正の位置を固定することができます。
連写
シャッターボタンを長押しすることでで、
連写撮影ができます(iPhone 5だと1秒で3枚程度)。
位置情報サービス
GPS 機能を使って写真に位置情報を記録できます。
フィルタ
8種類のエフェクト(モノ、色調、ノアール、フェード、
クローム、プロセス、トランスファー、インスタント)を
適用した状態を確認しながら撮影できます。
撮影ボタン
画面上のシャッターボタン以外に、
本体の音量ボタン、コントローラー付きイヤホンを接続すれば
その音量ボタンを押すことで撮影が可能です。
使いこなしのポイント
このように、なかなか機能が多い iPhone ですが、
ブログ記事を書くための撮り方に有用な機能に絞って、
私なりに便利だと思う使いこなしのためのポイントを挙げてみます。
グリッド機能
プロっぽい(笑)写真を撮るために
絶対に利用して欲しい機能がこれです。
縦横に三分割したグリッドを表示させ、
被写体の位置決めと傾きを簡単に決めることができます。
写真撮影の基本である構図決めに利用できます。
グリッドの交点(4つのどれか)か中央の枠内にもっとも撮したい被写体を置き、
水平線もしくは垂直線を使って傾きを調整して撮影することで、
メリハリのある写真が撮れます。
露出(明暗)補正・ピント合わせ
iPhone では画面をタップした場所に
露出補正とピント合わせを同時に行うことができます。
iPhone のオートフォーカスは優秀で、
とくに指定しなくても顔認識機能などと合わせて
自動的にピント合わせなどが行われるのですが、
ある程度近い被写体を撮るときなどには
画面上の被写体をタップすることでその位置を自分で指定できます。
AE/AF ロック
露出(明暗)補正・ピント合わせ機能はとても優秀なのですが、
露出やピントを合わせるためのタイムラグが存在します。
そのため、カメラを大きく動かす、もしくは被写体が動く場合には、
シャッターボタンを押してから実際に撮影が行われるまでに
対象がぶれてしまい、きちんと撮影できない場合があります。
AE/AF ロック機能は、
あらかじめ撮影者が露出とピントを合わせておけるので、
シャッターボタンを押すと同時に撮影できます。
位置情報サービス
撮影した写真には iPhone の GPS 機能によって
撮影時の位置情報が記録されています。
あとから確認するのに便利な他、
自動で地図を表示する WordPress のプラグインなどを併用して、
よりリアリティのある記事を簡単に作成することが可能です。
ただし、意図せず自宅などのプライベートな情報を漏らさないように、
不要なときは iPhone の「設定」からオフにしましょう。
パノラマ機能
画面に映っている範囲以上の横長もしくは縦長の写真を撮る場合、
パノラマモードが便利です。
iPhone を動かしながら撮影する事で
最大240度まで1枚の写真に納めることができるので、
風景写真などの動かない対象を撮るのに適しています。
1面で撮っていないので歪みが発生すること、
撮影時に水平に動かさないとズレた分だけ画像が小さくなること、
に注意しましょう。
撮影ボタン
本体の音量ボタンを押すか、
コントローラー付きイヤホンの音量ボタンを押すことで、
シャッターボタンを押すのと同じ動作をします。
シャッターボタンをタップするときに手ぶれしてしまう場合や、
スタンドなどに載せて写真を撮る場合に使うと良いでしょう。
HDR
極端に明るさに差がある対象をきれいに撮れる機能です。
写真を撮る位置が変えられず逆光になってしまう場合や、
夜景などを撮る際に使いましょう。
2枚の写真を撮って合成する仕組みなので、
動く被写体の撮影には適していません。
連射
シャッターボタンを押しっぱなしにすると、
押している間撮影し続けます。
動画から画像を切り出す方法と違って解像度が写真と同じです。
コマ送りのように、ゆっくりした動きで撮影できるので、
ネコの表情のベストショットを探すときなどに使っています。
まとめ
カメラ機能そのものではありませんが、
- ロック画面でも画面下部からのフリックで直接カメラを起動したり、
- コントロールセンターから直接カメラを起動したりと
すぐにカメラアプリを起動できるの方法があるのが良いですね。
目を惹く写真が撮れればそれだけでブログ記事の説得力が増します。
是非使える機能から試していってください。
利用方法などが分からなければ、弊社の IT コンサルタントにご相談ください。
その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!