メルマガなどで情報を配信していると、
ユーザーにクリックしてもらいたい URL が
何行にも渡って長くなるようなことがあります。

しかし、どんなメーラーによって開かれるかわからないため、
長い URL だとそもそも1つにまとまってリンクされず、
ページが表示されない可能性もあります(だいぶなくなりましたが)。

そんな”長い URL を短くできればなぁ”、
という要望に応えるのが「短縮URL」サービスです。
 

短縮 URL サービスは 2001 年ごろに登場したサービスですので、
10年以上の歴史があります。

そのため、今では様々な機能を持つ
たくさんの短縮 URL サービスが存在するのですが、
反面、悪用されるケースも出てきました。
 

そこで本日は、

  • 短縮 URL サービスとはなにか
  • 短縮 URL サービスを使うメリット
  • 短縮 URL サービスを使うときの注意点

についてお話しさせていただきます。
 

短縮URLとは?

短縮 URL サービスとは、
Webプリケーションなどの長い URL を、
短く変換するためのサービスです。
 

次の例を見てください。
※山本が横川 IC で見つけたツバメの巣のツイートです

そのままの URLの場合
https://twitter.com/kryu2/status/501198622596157440

短縮 URL サービスを使った URL
http://goo.gl/O5vNvr
 

後者の URL の方が短いことが分かりますね。
 

この短縮 URL サービス、技術的にはリダイレクトによって実現されています。

参考:Googleに好かれる正しいリダイレクトの方法

http://wp.me/p18kvs-Cu
 

2014 年の時点では少なくとも 30 以上のサービスが存在していますが、
以下に有名どころのサービスを3つ挙げてみました。
 

短縮 URLサービスを提供しているサイト

 

短縮 URL を使うメリット

短縮 URL は、ただリンクを短く表現できるだけではありません。
他のメリットを挙げてみました。

クリック率が上がる

短縮URLと短縮されていない長いURLで比較すると、
短縮URLの方が圧倒的にクリック率が高いという統計があります。

手書き・口頭で伝えられる

どのサービスも短縮後の URL は 20 文字前後なので、
電話口やホワイトボードなどへの手書きでもなんとか伝えられるでしょう。

プロっぽく見える

まだまだ一般なレベルで認知されているとは言えないサービスなので、
使うとプロっぽく見えます(笑)

アクセス解析がある

Google URL Shortener や Bit.ly であれば、
短縮URLのうしろに「+」をつけることで、
アクセス解析の画面が表示されます。

先述のツバメの巣の短縮 URL に「+」を付けたリンク
http://goo.gl/O5vNvr+

利用するサービスによっても提供される内容は違いますが、
次のような情報を見ることができます。

  • クリック数
  • いつクリックされたか
  • どこからクリックされたか
  • 使用されたブラウザ
  • クリックのあった国
  • 使用しているプラットフォーム(OS など)

URIスキームも利用できる

https、ftp、mailto、file、tel などの
URI スキームが利用できるので、
情報にアクセスしてもらいやすい URL の作成ができます。

また、iPhone などのスマートフォンのアプリ(iTunes など)を
パラメーター付きで起動させたりすることもできます。

 

短縮 URL を使うときの注意点

たくさんのメリットがある短縮 URL サービスですが、
それを見てもらうユーザーにとってはデメリットも存在します。

そんな問題となり得る注意点について、まとめました。
 

リンク先がどんなサイトなのかわからない

どのサイトにリンクされているかをURLで判断できないので、
フィッシングサイトにも引っかかりやすくなります。

もっとも悪用されたのがこの機能でらしいです。

URL が覚えられない

短縮するために、数値や記号の羅列になっているため、
記憶するのに適していません。

ブランド化が難しい

URL が覚えられないのと同様に
せっかくのあなたのドメインが隠れてしまうので、
リンクを開くユーザーは自分がどのサイトにアクセスしているか
分からなくなってしまいます。

遅くなる

リダイレクトが発生するので経由するサーバーが増え、
その分表示速度が低下します。

作った短縮 URL は消せない

短縮 URL のリンク先は変更できません。

一度作ったリンクはそのサービスが存在する限り利用可能ですので、
無価値な URL を世の中に残してしまいます。

サービスが永続的に存在するかがわからない

どのサービスも未来永劫使えるか把握できず、
サービスが止まれば短縮 URL は使えなくなります。

あの Google でさえ、
不要と判断したサービス(Reader など)は撤退する世の中です。

 

まとめ

短縮 URL を使うことで
ユーザーにメリットを提供することもできますが、
注意すべき点も多くあることを知っていただければと思います。

ありものをただ使うのではなく、
きちんとデメリットも知った上で使い分けるのが良いでしょうね。
 

なお、WordPress でウェブサイトを作成している方には、
wp.me という WordPress.com が提供している
短縮 URL のサービスもあります。

WordPress が提供され続ける限り利用可能なサービスであり、
Akismet を利用していてスパムフリーを謳っていますので、
おすすめですよ。

※wp.me サービスを WordPress から利用するには Jetpack プラグインが必要です
wp.me の短縮 URL の表示例 → http://wp.me/p18kvs-Cu
 

利用方法など、弊社の IT コンサルタントにご相談ください。
 

その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!