「今まで表示されていた画像が消えた!
どこいったの?」
WordPressを使っている方から、
表示されていた画像が突然表示されなくなって困っている
という相談が何件か連続でいただきました。
新しくサイトを作ったけど表示されない
という問題とは違い、焦りますよね。
原因はケースバイケースなので
通り一辺倒な解決策は存在しないのですが、
比較的多く見かける事例について
本日はお伝えいたします。
どのようなものかというと、、、
環境面の問題です。
目次
画像が見えなくなった原因
これまでの弊社に相談された画像が見えなくなった原因には
次のようなものがありました。
- 仮サイト(か旧サイト)の一時公開用の画像にリンクしていた
- Dropboxなど外部ストレージサービスへリンクしていた
- CDNなど外部キャッシュサービスへリンクしていた
- サーバーの仕様変更(アップデートなど)で日本語のファイル名が不許可になった
以下に詳細と解決方法についてまとめました。
仮サイト(か旧サイト)の一時公開用の画像にリンクしていた
次の様な環境の方に起こる問題です。
- サーバーを乗り換えた方
- テストサーバーを提供しているレンタルサーバーをご利用の方
画像の参照元URLが旧サーバーやテストサーバーを指しているため、
乗り換え後のサーバー契約が終了したタイミングや
テストサーバーの利用が終了した時点で
画像ファイルにアクセスできなくなると言うのが原因です。
解決策は、アップロードし直した上で画像のURLを変更することです。
Dropboxなど外部ストレージサービスへリンクしていた
以前はDropbox内の公開ファイルは直接参照することができました。
この機能を使ってWebサイトの画像などを
Dropboxに配置する業者などがいたのですが、
サービス内容の変更に伴い
外部からの読み込みに制限がかかったのが原因で
画像が表示されなくなったという例です。
解決策は、アップロードし直した上で画像のURLを変更することです。
CDNなど外部キャッシュサービスへリンクしていた
コンテンツ デリバリー ネットワーク
(CDN:Content Delivery Network)とは、
Webサイト上のコンテンツをキャッシュするサーバーのことです。
有料タイプのCDNを使っている会社さんが、
支払い漏れによってサービスが停止していたという理由です。
支払いすることで解決することがほとんどです。
サーバーの仕様変更(アップデートなど)で日本語のファイル名が不許可になった
多くのレンタルサーバーでは、
不定期に(事前告知はある)OSなどの
ソフトウェアのアップデートが行われます。
その影響で文字コードやWebサーバーの仕様が代わり、
アップデート前まで使えていた日本語ファイル名が
利用できなくなる場合があります。
解決策は、アップロードし直した上で画像のURLを変更することです。
ファイル名を付けるなら・・・
日本語でファイル名を付けるのは、
今回の相談内容のように表示できなくなるなどのリスクがあります。
基本的には半角英数字と「_」「-」ぐらいで付けます。
ファイル名の作り方については、次の記事が参考になると思います。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
- 画像が読み込まれない理由は様々である
- 外部サイトを利用する際には規約に注意する
- ファイル名は英数字と一部の記号で付けるのが良い
いかがでしたでしょうか。
このように理由は様々ですが、
対処後にはファイルをアップロードし直すパターンが多いですね。
何かトラブルがあった際は、
本当の原因は何か、どう対処すれば再発しないか、
これを考える必要があります。
そのために正確な技術・知識を入れるため、
弊社では勉強と実践をし続けております。
本日の内容が良くわからない、もっと詳しく聞きたい、
代わりにやって欲しい、などの個別対応がご希望であれば、
WordPress専門の相談・サポートサービスがあります。