ウェブサイト(ホームページ)には、
どこかからリンクをしてもらうことが必要です。
リンクが無ければ、名刺などに書かれている URL を
直接入力してもらう以外にアクセスが増えることはありません。
でもこのリンク、張られればどこでも OK、
というものではありません。
SEO 対策にも関わる、アクセスに大きな影響を及ぼします。
そこで本日は、
・アクセスを上げるリンクと下げるリンクの違い
についてお話しさせていただきます。
<<本コンテンツの対象となる方>>
・ウェブサイトを運営している方
・検索順位が気になる方
<<リンクとは何か>>
リンクとは、
もともと「ハイパーリンク(hyperlink)」と呼ばれる
ある文書から別の文書などの情報の所在を示すものです。
「文書」とは、
ウェブの世界では HTML で記述された
ウェブページを指すことが多いです。
「別の文書などの情報」とは、
・動画/画像、Word/Excel などのオフィスファイル
・PDF などのウェブページ以外の文書
・電話番号
などの情報です。
ウェブページを見られる専用のソフトのことを
ウェブブラウザーと呼び、
ウェブブラウザーはリンク先を参照することができます。
※代表的なウェブブラウザー
Internet Explore、Google Chrome、Firefox、Safari、など
ウェブブラウザーを利用することで
画像ファイルを表示したり、オフィスファイルを開いたり、
電話番号から電話をかけたりすることができます。
今回対象としているリンクは「ウェブページ」間のリンクです。
自分の作ったウェブページに対して
他者の作ったウェブページからリンクが張られている場合、
張られているリンクの質によって
検索エンジンの検索結果に上位表示される・されないが分かれる、
という点についてお話しします。
<<両リンクの差を分けるものは何か>>
アクセスを上げるリンクと下げるリンクには
「リンクの質」の差が存在します。
「リンクの質」とは、
リンクが貼られることで発生する
検索結果の表示順序への影響の度合いだと思ってください。
良質なリンクは検索結果を上位に表示される手伝いをし、
悪質なリンクは検索結果を下げるばかりか
最悪は検索結果に表示されなくなることさえあります。
Google などの検索エンジンは、
検索するユーザーにとって有益なコンテンツを提供できる
ようにアルゴリズムを考えています。
そのために常にアルゴリズムの改善を続けているわけですから、
悪質なリンクと判断されればペナルティが発生するわけです。
では、今回は Google が出している情報を元に、
上記の前提で言う悪質なリンクの特徴を見てみましょう。
◎悪質なリンクの特徴
悪質なリンクとは、次のようなものを指します。
・SEO 業者によって機械的に作られた相互リンク
・コンテンツに直接関係のないページとの大量の相互リンク
・ページランクの高いサイトからの不自然な被リンク
・ページランクの低いサイトからの大量の被リンク
・SEO の目的のためだけに行われた被リンク対策
要は過剰な被リンクがあってはいけない、ということです。
Google では、こういった被リンクの検出の
アルゴリズムを更新していますが、
その更新を「ペンギンアップデート」などと呼びます。
ニュースなどでも紹介されているので、
ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今後もこのようなアップデートは定期的に行われるでしょうし、
事実行われています。
ですので、理想的なリンクをもったウェブページを作るべきですし、
これまでのページも違うのであれば、同様にしましょう。
◎理想的なリンクを作る
理想的なリンクとは、一言でいえば自然なリンクのことです。
リンク先・リンク元共に、
「多くの方に役に立つオリジナルのコンテンツ」であることが重要です。
悪質なリンクのところで紹介したようなポイントを外しましょう。
例えば次のような作業が必要です。
・リンクを機械的に増やすような SEO 業者には解除してもらう
・関係ないリンクを張っているサイトには、リンクを外す要請をする
・ページランクが低いページへの SEO 対策のためだけのリンクは削除する
Google は今後の大規模なアルゴリズムの変更時に
「作為的なリンクの徹底的な排除」を掲げていますから、
あなたのウェブサイトで
悪質なリンクのポイントで挙げた特徴が見つかったら、
早い段階で対処するべきです。
事後になるほど対応にかかる手間が増えます。
<<まとめ>>
弊社でおすすめしているインバウンド マーケティングでは、
今回の対象のような悪質なリンクが作られる可能性がとても低い手法です。
はっきり言って、短期的に SEO 効果が高い手法の多くは、
すぐに使えなくなるものがほとんどです。
そこに企業の人や資金などの資産を浪費するのは今すぐやめましょう。
そしてあなたのウェブサイトのコンテンツを充実させるため、
キーワード分析などを行ってユーザーの動向を探りましょう。
その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!