WindowsであれMacであれ、
OSである限りファイルやフォルダーの概念が
なくなることはないでしょう。
※BTRONのような一部のOSでは存在しませんが・・
そのファイルやフォルダーですが、
複数まとめてコピーや削除をするときに
便利な選択方法があることをご存じでしょうか?
ちょっとしたことですが、この方法を知っていれば
基本的な作業の時間を減らすことができますよ。
具体的な操作のキーですが、、、
CTRLキーとSHIFTキーを組み合わせることです。
目次
なんのためのキーなのか?
CTRLキーやSHIFTキーというのは、
キーボードの中では 装飾キー と呼ばれる種類のキーです。
ほとんどのキーボードで左手前側に配置されています。
SHIFTキー
SHIFTキーは、英語の「移す・交替・変化」などの意味があり、
通常と異なる記号を入力するためのキーです。
例えば「a」キーをSHIFTキーを押しながら押すと
「A」の意味を持たせることができます。
CTRLキー
CTRLキーは英語のcontrolの略で「制御・支配」などの意味を持ちます。
元々はディスプレイやプリンター、通信装置などに対して
特別な動作(制御)を行うためのキーです。
現在ではOS上のアプリケーションの動作(制御)を行うために用いられ、
例えば「切り取り(CTRL+X)」「コピー(CTRL+C)」「貼り付け(CTRL+P)」
などが代表的な組み合わせです。
複数のファイルを選択する方法
Windowsであれば「マイドキュメント」などのフォルダーを開くと、
ファイルやフォルダーが見えます。
※以降、ファイルやフォルダーのことをまとめて「ファイル」と呼びます
マウスでクリックすると、
その場所にあるファイルが選択(反転して色が付く)され、
クリックするたびに別のファイルが選択されます。
SHIFTキーの使い方
ファイル選択時のSHIFTキーの役割は 範囲選択 です。
選択したい最初のファイルをクリックして選択し、
選択したい最後のファイルをSHIFTキーを押しながらクリックすると、
その範囲にあるファイルがまとめて選択されます。
CTRLキーの使い方
※Mac OS Xの方はcommandキーに置き換えてお読みください
ファイル選択時のCTRLキーの役割は 非連続した選択 です。
1つのファイルを選択したあと、
CTRLキーを押しながら別のファイルをクリックすることで、
複数のファイルを選択することができます。
すでに選択されているファイルをCTRLキーを押しながらクリックすると、
選択が解除されます。
SHIFTキーとCTRLキーを組み合わせた使い方
上記の使い方を組み合わせると、
- 大まかに範囲をSHIFTキーで選択してからCTRLキーで要らないファイルを省く選択方法
- SHIFTキーでの範囲選択をCTRLキーで複数回行う選択方法
などが可能です。
選択範囲を反転する方法
エクスプローラーでは上記の選択範囲を反転する機能があります。
既にファイルが選択された状態で、次のメニューを呼び出してください。
- Windows 7まで:「編集|選択の切り替え」メニュー
※Altキーを押すとメニューバーが表示されます - Windows 8以降:「ホーム」タブ、「選択」グループ、「選択の切り替え」ボタン
まとめ
今回のポイントをまとめます。
- キーボードには装飾キーが存在する
- ファイルの選択に使う装飾キーはSHIFTキーとCTRLキーである
– エクスプローラーには選択範囲を反転させるメニューがある
これらの知識を組み合わせることで、
撮り溜めた大量の写真などの整理の時間を短縮できますね。
是非お試しください。
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