最近のパソコンの機種には、
FDはあたりまえのごとく、
そしてCDやDVDなどのドライブすら
無いものが増えてきました。

たしかに映画とかでさえ
オンデマンドで見るようになってきたので
不要と言えば不要ですね。
 

代わりに、
一昔前ならCD-RやDVD-Rなどを使って
データのやり取りするという方法が、

いわゆるUSBメモリに代表される
シリコンメディアで行うことが多くなったと思います。
 

2GBとか4GBぐらいのメモリだと、
そのままどうぞってプレゼントしたり、
販促品として使ったりするぐらいです。
 

ところで、
そんな気軽に使っているUSBメモリにも
いろいろ価格や性能に差があることを
ご存じでしょうか?
 

適当に買ってしまうと、
実は時間がもったいなくなったりするのです。
 

そこで本日は、

  • 価格だけではわからないUSBメモリの違い
  • USBメモリの選び方

についてお伝えします。
 

仕事で使う方にとっては
時短テクニックにも繋がりますよ♪

 

価格だけではわからないUSBメモリの違い

USBメモリを購入するときに気を付けたいことは、
一般的な商品の選択時に入るデザインと価格を除くと、
大まかに4つのポイントに分かれます。

順にどのような内容なのか解説するので
確認してみてください。
 

容量

USBメモリと比べられることが多いのが、
SSDなどを用いた外付けドライブです。
 

単に価格対容量で考えるならば、
外付けドライブの方が圧倒的に安価な場合が多いですので、

目安として64GBよりも大きい容量が必要な場合には
外付けドライブを検討に含めるのがよいでしょう。
 

また、パッケージに書かれている
容量の単位にも注意しましょう。
 

コンピュータは1,024倍で単位が一つ上がりますが、
パッケージ上では1,000倍で単位を上げるため、

多くの場合パッケージ表記よりも
PC/Mac上で表示した容量の方が少なくなります。

 

速度

個人的にはUSBメモリ選びで
もっとも重要かつ難しいと思うのが、速度です。

USBメモリやSSDと言うのは、
シリコン(半導体)を用いています。
 

その構造上、基本的には
読込の方が書き込みよりも速くなります

また、細かいデータの読み書きに比べて
まとまった大きなデータの読み書きの方が速くなります
 

読み書きを制御する機能を
コントローラーと呼ぶのですが、

コントローラーの性能や、
メモリの構成(SLC/MLCなど)などによっても
速度に大きな影響が出ます。
 

当然ながら、
パソコンなどとの接続方法(USBのバージョンなど)
によっても速度差は出ます。
 

このように、たくさんのパラメーターによって
速度は大きく変わるのですが、

市販のUSBメモリのパッケージには、
その組み合わせの中で最も読込速度が速いものを書いて
アピールしています。
 

ですので、
実際に買ってみたらちっとも速くない!
などのクレームなどが発生してしまうんですね。
 

セキュリティ・信頼性

ビジネス用途であれば
データの保全性や紛失時のリスク対策も必要です。
 

USBメモリにおけるセキュリティ機能とは、
主に 暗号化ウイルス対策 と言えます。
 

暗号化 には、
ソフトウェアによるものとハードウェアによるものがあり、
ほとんどの場合にOSはWindowsのみなどの制限があります。

ただし、
ソフトウェア暗号化はソフトウェアそのものが
クラッキングの対象になってしまうため、

実際のビジネス用途であれば
ハードウェア暗号化が基本となるでしょう。
 

ハードウェア暗号化の利点は、

実際に読み書きする際に
専用のチップが自動的に暗号化・複合化するので速いことや、

連続してパスワードを入力ミスすると
データを消さないと使えなくなるなどの機能によって、

よりセキュリティ強度が高いことです。
 

また、一部の機種には
暗号化・複合化のパスワード入力の代わりに
指紋認証を用いる製品も存在します。
 

セキュリティ に関しては、
多くのメーカーが採用している
トレンドマイクロの「Trend Micro USB Security(TMUSB)」が
一般的なものとして認知されています。
 

TMUSBは、
USBメモリへのデータ書き込み時に
ウイルスチェックを行い、
ウイルスを検知したファイルを隔離する機能です。
 

隔離するだけですので、

  • ウイルスが駆除されるわけではないこと、
  • パソコン側のウイルスチェックをするわけではないこと、

に注意しましょう。
 

また、トレンドマイクロ社の
ウイルス定義を利用するため、
そのライセンスには期限があることも
気にすべきポイントでしょう。
 

信頼性というのは、
購入したあとにUSBメモリ自体が使えなくなる確率です。

絶対の指標というのは存在しないのですが、
保証付きのメーカー品を購入するのが安心でしょう。
 

以前は半導体メーカーが乱立していたので
品質にバラツキが多かったのですが、
最近は淘汰されていて安心できるようになってきました。

 

その他の付加価値

上記に含まれない付加価値としては、
「デザイン・サイズ」「付属ソフト」「防水」などでしょうか。
 

デザイン・サイズ とは、
例えばディズニーのキャラクターが付いている、や、
本体に挿しっぱなしで利用できるほど超小型、などですね。

SSD搭載のノート型PC/Macは
搭載されている容量があまり大きくないので、

小形のUSBメモリを挿しっぱなしで
運用する方も多くいらっしゃいます(自分もです)。
 

付属ソフト とは
メーカー独自に付けているソフトのことで、
ウイルス駆除系、暗号化系、
バックアップ系などが多く見られます。

気に入ったソフトがあれば
選択肢に入れても良いでしょう。
 

防水
その名の通り水没時などに
問題が出ないことを保証するものです。

個人的には、シリコンメディアは
端子をキレイにしたあと完全に乾かせば動くと思っています(笑)

 

USBメモリの選び方

ポイントは4つなのですが、
選ぶのは結構複雑ですね。

選び方の私のおすすめとしては、
比較サイトを用いて
次の優先順位で選択肢を狭めていくというものです。
 

  1. 付加価値 or セキュリティ・信頼性
  2. 容量 or 速度

多くの場合、

1番の付加価値・セキュリティ・信頼性は
選択肢として唯一となり、

2番の容量・速度に応じて
価格に影響が出てきます。
 

速度については、
ざっくりと自分の用途を決めてから
選ぶようにしましょう。
 

例えばデジカメ用であれば、
大きいファイルのシーケンシャルの読み書きが速いものを選ぶ、
と言うような選び方です。
 

比較サイトやブログで
多くのメーカーの製品のベンチマークが後悔されていますので、
メーカーのパッケージに書かれた数値以外の情報として見ると
参考になるでしょう。

最低限、USB3.0に対応していれば間違いは少ないと思います。
 

個人的には、
東芝、グリーンハウス、トランセンド、などの
メーカーの製品を選ぶことが多いですね。

 

まとめ

  • 配布用に容量の小さいものをたくさん欲しい、や、
  • 自分用に高速なものが欲しい、
  • 速度は要らないからとにかく安くて大容量、

など、UBSメモリと言うのは用途が多岐に渡る分、
これを買っておけばOK!と言えない製品です。
 

せっかく購入するのであれば、
自分の用途にマッチした製品を選びましょう。
 

製品選びに悩んで時間を使うぐらいなら、
弊社の IT コンサルタントにご相談ください。

 

その他、IT 関連の疑問があれば、お気軽にご相談ください。
※Excel や Word などのソフトの疑問などでも大丈夫ですよ!