80%のユーザーがWebサイトに検索機能は必要だとアンケートに答えています。
WordPress(ワードプレス)でまじめにコンテンツを作っていると、意外とすぐに100記事とかに書いている方が多いですね。
コンテンツが増えるにしたがってユーザーに求められるのは、欲しい情報へのアクセスの容易さです。
Googleが検索キーワードに対して最適なURLを提示するとしても、やはりサイト内の検索機能は必須と考えられるでしょう。
そこでこの記事では、WordPressで作られたWebサイトに検索機能(検索フォーム)を使えるようにする方法についてご紹介します。
目次
検索機能の作り方
すべての検索機能はプログラムによって実装されます。
WordPressの場合、標準のウィジェット機能を使うか、プラグイン機能によって追加します。
今回は次の3つの方法について特徴を挙げてみます。
- WordPress標準の検索ウィジェット
- WP Custom Fields Searchプラグイン
- FE Advanced Searchプラグイン
それでは順に見ていきましょう。
WordPress標準の検索ウィジェット
WordPress標準の検索ウィジェットは次の手順で利用可能です。
- WordPressの管理画面を開く
- 「外観|ウィジェット」メニューを選択する
- 「検索」ウィジェットを、「サイドバー」などのウィジェットエリアにドラッグして配置する
標準機能だけあってすぐに使い始めることができるのが良いですね。
テーマなどと同様にデザインを変えることもできますし、プログラムの知識があれば検索フォームの入力項目をカスタマイズすることなどもできます。
WP Custom Fields Searchプラグイン
WordPressには、カスタムフィールドという機能があります。
投稿には、タグやカテゴリーによってページの属性を扱うことができるのですが、このタグやカテゴリーと同じ様にページに属性を独自に追加させられる機能をカスタムフィールドと呼びます。
種類が多い商品の販売サイトやポータルサイトなどで情報を整理するのに重宝する機能です。
このカスタムフィールドに、WP Custom Fields Searchプラグインを組み合わせると、カスタムフィールドの値を対象にした絞り込みが可能な検索フォームを簡単に作成できます。
作成した検索フォームはテンプレートファイルに埋め込んだり、ショートコードやウィジェットで利用できます。
WP Custom Fields Search – WordPress
FE Advanced Searchプラグイン
このプラグインは有料ですが、複数の条件(カテゴリ/タグ/カスタムタクソノミー/年月/キーワード/カスタムフィールド/等)による絞り込み検索機能を簡単に実装できます。
このような開発を外注などすると高く付きますので、予算が確保できるのであれば利用すると良いでしょう。
WordPress用絞り込み検索プラグイン「FE Advanced Search」
まとめ
Webサイトでたくさんのコンテンツを公開するなら必ず必要となるのがアクセスビリティ。
それを実現する誰もが知っているもっとも一般的なものが「検索機能」です。
個人のサイトでも企業のサイトでも、検索はできて当たり前感が強いので、自分のサイトにあった方法で検索できるようにしてみてくださいね。