ハイブちゃんスライダーを使うと文字だけよりもユーザーの目を惹きやすくなります。

複数の商品を持つ企業でも、Webサイトのトップページにすべての情報を載せるのは好ましくありません。

というのも、端末によって1画面あたりの情報量と言うのは変わりますし、人間が1度に把握できる情報量も少ない方が良いからです。

しかし、スライダー機能を使えば大きなバナー画像を使って視覚的に情報をアピールすることができます。

WordPress(ワードプレス)では、標準機能にスライダーはないものの、テーマやプラグインで利用することができます。

この記事では弊社でおすすめのスライダー ラグインを3つご紹介します。

目次

コンテンツ スライダーとは何か

コンテンツ スライダーと言うのは、大きなサイズの画像や動画を複数個スライドさせ、表示する機能です。

※海外では「カルーセル」などの名称で呼ばれたりします

この点だけ見れば、ギャラリー機能に似ていると言えます。

たくさんの写真を魅せるギャラリー用WordPressプラグイン7選

ギャラリーとの違いとしては、写真を見せるのではなく、商品やサービスなどのコンテンツへの誘導が主な存在理由であるため、トップページで良く使われているなどでしょうか。

その理由から、登録する画像もバナー形式が主たるものとなっています。

コンテンツ スライダーの設置方法

コンテンツスライダーの設置方法には次の3種類があります。

  • テーマ付属のタイプ
  • ショートコードを利用するタイプ
  • PHPコードを利用するタイプ

それぞれの特徴を挙げますので、ご自身の用途に合った方式がどれか考えてみると良いと思います。

テーマ付属のタイプ

テーマ付属の場合、テーマを変えた場合に使えなくなるのと、カスタマイズの自由度が低いことから余りおすすめしていません。

ただ、スライダーにはJavaScriptという技術を使っているため、テーマとプラグインの組み合わせによっては動かないものもあります。

テーマに付属しているタイプは動作やデザインへの影響はほぼないと言えますので、スキルに自信が無い方、使っているテーマに機能があって手っ取り早くスライダーを使ってみたい方には良いと思います。

ショートコードを利用するタイプ

コンテンツスライダーをあらかじめ作っておき、ショートコードと呼ばれる記述方式で投稿や固定ページに埋め込むタイプです。

ショートコードを利用するタイプは、ページの編集時にビジュアルモードやテキストモードを切り替えてもレイアウトなどが崩れづらいです。

作ったスライダーを使い回す予定があるなら、この方法が使えるタイプのプラグインが良いでしょう。

次のPHPコードを利用するタイプに比べ、初心者でも使いやすいです。

PHPコードを利用するタイプ

PHPコードを利用するタイプは、テーマを直接カスタマイズするデザイナーさんなどに向いています。

あらかじめスライダーを作っておき、テーマファイルを直接編集してPHPプログラムとしてファイル内にスライダーを埋め込みます。

デザイナーさんがWebサイトのデザインを作るけれども、クライアントさんがあとでスライダーの中身(文言や写真など)を編集したい、といった用途に適しています。

スライダー プラグインのおすすめ3選

ここでは初心者から玄人まで使えるコンテンツ スライダー プラグインを順にご紹介します。
すべてのプラグインがレスポンシブWebデザインに対応しています。

Meta Slider

初心者が無料プラグインでスライダーを作るならまずおすすめするのがこれです。

とてもシンプルな管理画面で複数のスライダーを簡単に作成でき、ショートコードにもPHPコードにも対応しています。

有料のPro版にすることで、YouTubeやVimeoの動画を取りこんだり、投稿や固定ページをスライダーに含めることができます。

Meta Slider – WordPressプラグイン

Slideshow

Slideshowプラグインは、画像コンテンツだけでなく、YouTube動画のスライド、HTMLも利用可能なテキストスライドを含めたスライダーを作ることができます。

画像をあらかじめ用意しなくても、請求力を持ったスライダーを無料で作れるのが良いですね。

Slideshow – WordPressプラグイン

Slider Revolution

このプラグインは有料ですが、動画編集ソフトと言っても過言ではないぐらい超高性能・超多機能なコンテンツ スライダーが作れます。

画像スライド、動画スライド(HTML5/YouTube/Vimeo)、テキスト、投稿・カスタム投稿のスライドなど、スライドに含められるコンテンツはかなりのものです。

そして、これらのコンテンツをレイヤー機能を使って重ねたり、別々にアニメーションやエフェクトをかけたり、スライド内のコンテンツのクリックに応じた動的な動きを加えたり、と多機能な上、すべてがタイムライン上で編集できます。

もちろんナビゲーションをフルカスタマイズできます。

これらがすべてプログラムのコーディング無しで行えると言うのだから驚きです。

一時期セキュリティ問題について指摘されたバージョンがありましたが、今は積極的に対応しているとのことです。

有料と言っても僅か$25ですし、英語と言うハードルもそこまで高く無いと思えば費用対効果は抜群のプラグインです。

難点は何でもできすぎるので、ついついコンテンツ作るのに時間がかかることでしょうか(笑)

Slider Revolution Responsive WordPress Plugin

まとめ

コンテンツ スライダーを利用すると、Webサイトの訪問者に対して視覚的に情報を強調して伝えられます。

手軽に始められるプラグインから高機能なものまでご紹介いたしましたので、是非サイトの特性に合ったプラグインを撰んでコンテンツを提供してみてくださいね。