「超カッコイイと思って買ったテーマがあるんだけどさ、
 自分のサイトに組み込んだらなんかダサいのなんで?」
 

WordPressには「テーマ」というウェブサイトのデザインを
自由にカスタマイズすることが出来る機能があり、
有償・無償含めて世界中で配布されています。

しかし、上記の話のように、
自分のWordPressに組み込んでみたら、
見た目がどうもおかしいという話をよく聞きます。

この原因がなにかと言うと、、、

 

日本語のフォントを使うための設定がされていないことです。
 

テーマとは何か

テーマを簡単に説明すると、ウェブサイトの「着せ替え」です。
レイアウトや配色などのいわゆる見た目の調整を行うことができます。

さらに、表示する内容を調整することもできます。
 

ウェブサイトのデザインがたくさんあるのと同じ様に
WordPressのテーマもたくさんあり、
自由に選択することができます。

WordPressをセットアップした時点で
いくつかのテーマが含まれていますので、
管理画面の「外観|テーマ」メニューを見てみると良いでしょう。

◎WordPressテーマの一覧
WordPressテーマ一覧
 

テーマの中身

テーマは、

  • 技術的にはHTMLやCSSといったデザイン面に関するもの
  • JavaScriptなどによるクライアントサイドの動作に係わるもの
  • PHPというサーバーサイドのプログラム

によって構成されています。
 

これは、テーマを作る人間には
次の要素が備わってなければならないことを示しています。

  • ウェブデザインのスキル
  • PHPプログラミングのスキル
  • WordPressの機能に関する知識
     

テーマの種類

WordPressのテーマは、

  • 管理画面から検索してインストールできるようになっているもの
  • 自分でファイルをアップロードしてインストールが必要なもの

に分かれています。
 

前者は、
管理画面の「外観|テーマ」メニューの「新規追加」ボタンから探すか、
「WordPressテーマディレクトリ」サイトで一覧を見ることができます。

WordPressテーマディレクトリ

 
見ていただくとわかりますが、
テーマを製作する方は世界中にいるので多くのテーマは海外製です。
 

海外製テーマの注意点

テーマを構成する技術は一般的なウェブ制作のものなので
海外製であっても関係なく利用することができます。

しかし、海外製テーマを日本のサイトで利用する場合
次のような点を注意すべきです。

  • 管理画面が英語
  • 日本語フォントの指定がない
  • マニュアルが英語
  • サポートが英語

管理画面、マニュアルやサポートが英語なのは仕方がないですね。

しかし、日本語フォントの指定がない場合、
日本で見られるウェブサイトとしては
見た目に影響の大きいため困ることになります。

最近では、OSが持つフォントリンク機能によって
(OSによって名称が違います)
日本語が表示されないことはないのですが、
明らかにデザインが崩れるなどが起こりかねません。
 

テーマを日本語対応させる方法

そこで、海外製のテーマで日本語フォントを
なんとか使いたい場合、どのように指定するかについてお伝えします。

と言っても、利用するフォントをCSSによって指定するのみです。

テーマを構成するファイル群は、
WordPressをインストールしたディレクトリ
の下にテーマごとに分かれて存在します。

インストールしたディレクトリ/wp-content/themes/テーマのディレクトリ/

 
ここで適用したいテーマのCSSを開き、
下記のようにフォントファミリーの設定に
日本語フォントを優先して利用するように書き加えます。

font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, Osaka, 'MS PGothic', arial, helvetica, sans-serif;

前に書かれているフォントほど優先的に表示に利用されます。
利用するコンピュータに入っていないフォントは無視されます。
 

FTPやCSSの概念がない方には
少しハードルが高い作業かもしれませんね。

その場合は他の似たテーマを探すというのも一つの方法ですし、楽です。

WordPressでサイトを立ち上げる目的に、
デザインの要素が必須なのかどうかの観点で考えると良いかと思います。
 

まとめ

今回のポイントをまとめます。

  • テーマはHTMLとCSSの集合体である
  • 日本語を表示するには日本語のフォントを指定しなければならない
  • 初心者は日本語できれいなテーマを撰んだ方が楽

いかがでしたでしょうか。
 

WordPressはカスタマイズしやすく、
テーマなどはついつい見た目がすぐに変わるので手を入れたくなると思いますが、
じっくりと取り組むべきはサイトの内容です。

いずれにせよビジネス上のテスト段階で見た目に拘るのは止めるのがおすすめです。
 

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